■森山大道 略歴

1938年大阪生まれ。フリーのグラフィックデザイナーを経て、写真家・岩宮武二および細江英公のアシスタントとなる。1964年に独立。

1968年、ブレ・ボケ・アレと称される前衛的写真の先陣を切り『にっぽん劇場写真帖』を発表。以降、写真という概念/制度の最大限までの拡張・解体を試みる。その極限とも言える写真集『写真よさようなら』(1972年)によって写真界にかつてない衝撃を与えるが、その後、一時的に撮影行為から遠ざかる。

1982年、『光と影』によって完全復帰。90年代に入ってもその活動は衰えることを知らず、シリーズ『Daido-hysteric』(1993-97年)を始めとする斬新な作品群を次々と発表。20代の若者を中心とした新たなファン層も獲得する。1998年からは、ニューヨーク・メトロポリタン美術館を始め、全米で2年に渡る大規模な巡回回顧展が行われるなど、世界的な評価も高い。

来春、新宿を被写体とした600ページに及ぶ新作写真集を月曜社より刊行予定。2002年にはパリ・カルチェ美術館にて個展が準備されている。


■主な著作

『にっぽん劇場写真帖』 1968年 室町書房
『蜻蛉』 1972年 芳賀書店
『狩人』 1972年 中央公論社
『写真よさようなら』 1972年 写真評論社
『遠野物語』 1976年 アサヒソノラマ
『続にっぽん劇場写真帖』 1978年 アサヒソノラマ
『光と影』 1982年 冬樹社
『犬の記憶』(エッセイ集) 1984年 青弓社
『写真との対話』(エッセイ集) 1985年 青弓社
『仲治への旅』 1987年 蒼穹舎
『MORIYAMA Daido 1970-79 』 1989年 蒼穹舎
『サンルゥへの手紙』 1990年 河出書房新社
『Daido-hysteric No.4』 1993年 HYSTERIC GLAMOUR
『Color』 1993年 蒼穹舎
『Daido-hysteric No.6』 1994年 HYSTERIC GLAMOUR
※『写真から/写真へ』(エッセイ集) 1995年 青弓社
※『写真との対話』(エッセイ集 改訂版) 1995年 青弓社
『にっぽん劇場写真帖』(復刻版) 1995年 新潮社
『Imitation』 1996年 Taka Ishii Gallery
『犬の時間』 1996年 作品社
『狩人』(復刻版) 1997年 Taka Ishii Gallery
『Daido-hysteric No.8』 1997年 HYSTERIC GLAMOUR
『Fragments』 1998年 コンポジット・プレス
『犬の記憶 終章』(エッセイ集) 1998年 朝日新聞社
※『四区』(ポラロイド写真集) 1999年 ワイズ出版
※『水の夢』 2000年 蒼穹舎
※『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』(エッセイ・対談集) 2000年 青弓社
※『犬の記憶』(エッセイ集 復刻文庫版) 2001年 河出文庫
(※のみ入手可)


■森山大道オフィシャルサイト

http://www.moriyamadaido.com


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